来シーズンのスギ花粉症に備えませんか?

夏が近づき、花粉症の方がめっきり減りました。

しかし、来シーズンのスギ花粉症まですでにあと半年あまりとなってきました。

花粉症の方にとって1月から5月はいやな季節ですよね。

そういう私もスギ花粉症です(ちなみにダニアレルギーもあります)。

毎年目のかゆみ、くしゃみに悩まされています。

スギ花粉症に対しては、5歳から舌下療法を行うことができます。

この舌下療法は約7-8割の方のアレルギー症状を軽くすることができる、現在多くの施設で行われてる大変有効な治療です。

舌下療法では7-8割の方に以下のような効果が期待できます。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりの改善 涙目、目のかゆみの改善 アレルギー治療薬の減量 QOL(生活の質)の改善

しかしこのスギに対する舌下治療は安全性を考慮してスギ花粉の飛んでいない時期からしか開始できません。

毎年スギ花粉が飛ぶ1月から5月に鼻水、はなづまり、くしゃみ、目のかゆみで苦しんでいらっしゃる方はこの夏から治療開始を検討してみませんか?

ちなみダニアレルギーに対する舌下療法もあります。こちらは5歳以上の方でしたらいつの季節からでも開始可能です。

大人の方も治療可能ですので、アレルギー症状に苦しんでいらっしゃる方は是非ご検討下さい。

新型コロナワクチン接種について

当クリニックでの64歳以下の新型コロナワクチンの接種を検討していましたが、先日「ワクチンが供給できない」と草津市から通達が来たため、行わないことに決定しました。

今後のことは未定ですが、10月頃からは「インフルエンザワクチン接種」が開始になると思われます。

当クリニックではインフルエンザワクチン接種に力を入れていく方針ですので、新型コロナワクチン接種はワクチン供給が回復しましても当面は行えないと思います。

新型コロナワクチン接種を検討していただいていた方には大変申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

宗村純平

6/21~6/26の当クリニックの感染症状況

RSウイルス:1名

発熱のみの夏かぜ症状の方がまだまだ多いです。

また感染症ではありませんが、喘息症状の方も増えています。

咳がいつもよりもひどい、夜咳でしっかり眠ることができない、ゼーゼー、ヒューヒューといった音が聞こえる等がありましたら一度ご相談ください。

6/7~6/12の当クリニックの感染症状況

RSウイルス:2名

溶連菌:3名

アデノウィルス(疑いを含む):3名

その他高熱のみを認めるかぜ症状の方も増えています。

また軽い熱中症と思われる頭痛、倦怠感を認める方もいらっしゃいます。

6月は暑さに体がまだ慣れておらず、熱中症になりやすい季節と言われています。

外出される際はこまめに水分、塩分補給をして熱中症対策をしていきましょう。

「あかちゃん外来」が月2回に増えます!!

寺本助産師さんに行っていただいている「あかちゃん外来」ですが、7月から第1,3木曜日の月2回に増えます。

なお、ゆっくり助産師さんとお話ができるよう、またプライバシーに配慮して個室をご用意いたしました!!

授乳やおっぱいでお困りの方や、離乳食でお困りの方は是非お気軽にご利用下さい。

寺本助産師さんはとても経験が豊富な上に明るく元気な素敵な助産師さんです。

お話をするだけできっと元気がもらえると思います。

なおこちらはネットから予約が可能です。