アデノウィルス:4名
RSウィルス:1名
溶連菌:1名
今週はRSの検出がありました。
RSウイルスは大きな子が罹ると発熱、鼻水の症状を呈しますが、1才未満のお子さんが罹ると鼻水の後にぜーぜーと喘息のような状態(細気管支炎と言います)や肺炎になってしまう場合があります。
残念ながら有効な治療法はなく、対処療法となりますが、咳がひどい場合や水分が摂取できない場合は入院が必要になることがあります。
もしそのような症状を認めた場合はまずはクリニックに連絡をしてください。
育児、医療を中心に日々の出来事を綴っていこうと思います
アデノウィルス:4名
RSウィルス:1名
溶連菌:1名
今週はRSの検出がありました。
RSウイルスは大きな子が罹ると発熱、鼻水の症状を呈しますが、1才未満のお子さんが罹ると鼻水の後にぜーぜーと喘息のような状態(細気管支炎と言います)や肺炎になってしまう場合があります。
残念ながら有効な治療法はなく、対処療法となりますが、咳がひどい場合や水分が摂取できない場合は入院が必要になることがあります。
もしそのような症状を認めた場合はまずはクリニックに連絡をしてください。
スタッフブログにも取り上げられていますが、みなさま「高吸収性樹脂」をご存じでしょうか?
このようなおもちゃに使われています。
中に入っているのは小さなボールですが、水につけるととても大きくなります。
条件が揃うと最大1000倍!!の水を吸収することもあるようです。
特にpHが高いと膨張率が上がるようです。
これを飲み込んだらどうなると思いますか?
胃ではpHが低いためそれほど膨張しません。
しかしその後小腸にいくとpHが高くなり一気に膨張すると予想されます。
そして膨張した樹脂がつまってしまうと腸が動かなくなり(イレウスと言います)腹痛、嘔吐などを生じます。イレウスになると残念ながら手術をしないと治らない可能性が高いです。
この高吸水性樹脂は他にも芳香剤や園芸用品等にも使用されています。
今回は注意喚起のためにあえて製品を載せさせていただきました。
実は我が家でも購入して子ども達が入浴中に遊んでいました。
これらは一見美味しそうに見えたり、それほど大きくないためのでお子様が口にしやすいです。
国民生活センターも注意喚起をしています。
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20151001_1.html
小さなお子様がいらっしゃるおうちは一度ご自宅の点検をお願いいたします。
アデノウィルス:4名(疑いを含む)
溶連菌:1名
嘔吐下痢の胃腸炎症状の方は減少してきている印象です。
新型コロナの検出も減ってきております。
アデノウィルスは普通の風邪や新型コロナに比べて発熱期間が長いのが特徴です。
普通の風邪と同じく接触、飛沫で感染しますので、感染対策としてはうがい、手洗いを行って下さい。またタオルの共有から感染する可能性もありますのでこちらもご注意下さい。
話は変わりますが、5月30日(月)、6月1日(水)、3日(金)の予防接種枠に空きがあります。
ワクチンに未接種の者がある方は是非ご利用下さい。
・みずぼうそう(水痘)ワクチンの2回目がまだで1回目から半年以上経過している方
(2回目接種は3歳になると自費になってしまいます)
・年長さんだけど2回目の麻疹・風疹(MR)ワクチン、おたふく
ワクチンがまだの方(MRワクチンは小学生になると自費になります)
・日本脳炎の3回目接種がまだで2回目接種から1年が経過している方
(3回目接種は7歳6か月になると自費になってしまいます)
・9歳~13歳未満の方で日本脳炎の4回目(2期)がまだの方
・11歳~13歳未満の方で二種混合(DT)がまだの方
これらに当てはまる方は是非お早めにワクチンの接種をご検討下さい。
アデノウィルス(疑いを含む):3名
その他新型コロナの方以外の検出はありませんでした。
なお嘔吐、下痢を認めるウィルス性胃腸炎と思われる方が増えてきています。
小児科のかかりつけを登録いただいた皆様にお詫びと訂正があります。
かかりつけ登録時にクリニックの携帯番号を書いたカードをお渡ししておりますが、下4桁の電話番号が誤っているカードが混じっていたことが本日判明いたしました。
正しいクリニック携帯の下4桁の番号は「1786」です。 その他の桁の番号は間違いございません。 下4桁の番号が「1786」でないカードをお持ちの方は正しい番号のカードに交換させていただきますので、クリニックにお越しの際にスタッフにお申し付けください。
このたびはご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした。
そうむらファミリークリニック 宗村純平
ワクチンは数が多くてとてもややこしいですね。
今回は接種しがちなワクチンをピックアップしてお示しします。
【忘れられがちなワクチン達】
麻疹風疹(2回目) :年長さんの1年間のみ
日本脳炎(1~3回目) :生後6ヶ月~7才6ヶ月未満
日本脳炎(4回目) :9才~13才未満
(日本脳炎は現在1995年4月2日~2009年10月1日生まれの人は救済処置あり)
二種混合(DT) :11才~13才未満
子宮頚癌(1~3回目) :小学校6年生から高校1年生 (現在高校2年生以上の方に対し救済処置あり)
公費適応期間を過ぎると費用がかかります。是非ご確認をお願いします。
接種に関してわからないことがございましたらクリニックまでお問い合わせくださいませ。
アデノウィルス(疑い):3例
その他新型コロナウィルス以外の感染症の検出はありませんでした。
水痘 1名
おたふく 1名
溶連菌 1名
また嘔吐、下痢の胃腸炎の方が増えてきております。皆様お気を付け下さい。
4月から小児かかりつけ診療の登録も開始させていただきました。
すでに多くの方にご登録いただきました。ありがとうございます。
「かかりつけ診療」は6歳未満で当クリニックを4回以上受診(予防接種をのぞく)していただいた方が対象となります。
登録いただいた方にはかかりつけ医として時間外対応等、各専門病院への紹介、ワクチンの管理、保育園、幼稚園等への指示書の作成をさせていただきます。
登録いただきましても皆様にはデメリットは特にございません。今まで通り他の医療機関も受診も可能です。
希望していただける方はスタッフまでお気軽にお声がけ下さい。
水痘:1名
おたふくかぜ(疑い):1名
その他では下痢、嘔吐を認める方が増えてきております。
「小児かかりつけ診療」の登録を4月4日から開始させていただきました。
すでに多くの方にご同意していただきました。誠にありがとうございます。
「小児かかりつけ制度」は6歳未満でかつ当クリニックを4回以上受診された方が対象となります。
該当される方にはこちらからお声がけをさせていただきます。
なおかかりつけ制度に同意されても他のクリニックには今まで通り受診できますのでどうぞご安心ください。また福祉医療費受給券(通称まるふく)をお持ちの方はご負担が発生することもありませんので安心して登録してください。
皆様に安心を与えられる「かかりつけ医」となれるよう精一杯頑張ります!
4月4日から新たな取り組みとしました「小児かかりつけ診療」を開始させていただきます。
といいましても皆様にはわかりにくいと思いますので少し説明をさせていただきます。
簡単に申し上げますと、登録いただいた方にはよりかかりつけ医としての医療を提供させていただきやすくなるものです。
具体的には
①予防接種の管理をさせていただく
②どんな症状でもまずご相談いただき、必要な際は適切な医療機関に紹介させていただく
③緊急の際には診療時間外でも電話で対応させていただく(具体的方法は今考え中です)
④アレルギー指示書を保険診療で書かせていただく
などです。
特に③、④が皆様にはメリットがあるのでと思います。
登録いただきますと保険点数が少し上がりますが、福祉受給券(いわゆるまるふくカード)をお持ちの方はご負担はございません。
なおこの(小児かかりつけ診療)は6歳未満のお子様が対象となります。
対象の方にはクリニックで説明文をお渡しします。もしよければかかりつけに同意のサインをしてください。
なおこのかかりつけに同意のサインをされても今まで通り、他の小児科クリニックを受診することは問題ございませんのでどうかご安心ください。
宗村 純平