
こちらは先日講演を拝聴した森内浩幸先生から拝借したスライドです。
子宮頸がんは年間約1万人が発症しうち約3,000人の方が亡くなる怖い病気です。
これは2クラスで1人の方が一生のうち1回は罹患し8クラスで1人の方が亡くなる換算となります。
この子宮頸癌は子宮頸がんワクチンの接種と子宮頸がん検診にて大部分を防ぐことができるようになります。
また以前マスコミで報道された副反応についても、現在は多くの研究にて否定されている大変安全なワクチンです。
日本以外の世界の多くの国ではほかの定期接種ワクチンと同様に普通に接種されています。

こちらも森内先生からいただいた国別の子宮頸がんワクチン接種率とスライドです。
やや古い情報で現在は日本でも接種率はようやく20%を超えてきましたが、まだまだ世界の中では大変遅れた国となっております。
このまま接種率が上がらないとこれからも多くの方が子宮頸がんにかかってしまい、命を落とすことになります。

このワクチンは現在は小学6年生~高校1年生の間の女性が接種ができます。
当院では小学6年生で二種混合と同時接種をおすすめしております。
当クリニックでは痛みを軽減するための器具もご用意しております。

将来のお子様の健康を守るために是非接種をご検討ください。