インフルエンザと新型コロナ

今年の冬はインフルエンザと新型コロナがともに流行する可能性が高いと言われています。考えただけでもぞっとしますね。

そしてやっかいなことにインフルエンザと新型コロナは症状がよく似ていて区別をつけにくいです。


忽那賢志先生の記事より引用

忽那先生の記事から引用させていただきました。こちらを見てわかるように症状だけで区別することはかなり難しいと思います。

また新型コロナの特徴もだいぶわかってきました。

忽那賢志先生の記事より引用

小児では新型コロナの重症リスク、死亡リスクはかなり低いと言われています。しかし症状が長く持続したり、後遺症が残る可能性も指摘されているのでやはり気をつけなくてはいけない感染症だと思われます。また残念ながら新型コロナのワクチンはまだ完成していないので今年度はおそらく接種できないと思われます。

一方インフルエンザはワクチン接種によりある程度感染のリスクを下げることができます。またインフルエンザワクチンを接種することで新型コロナの死亡リスク、重症リスクを減らす可能性があるとの報告もあるようです(これに関してはまだまだ検証が必要だと思いますが)。

皆さんの感染対策の効果で今年はインフルエンザはそれほど流行しない可能性もあります。しかし新型コロナが出現した現在、インフルエンザにかかってしまうと新型コロナの感染の可能性も考えなくてはならないと思いますので、例年にもましてインフルエンザワクチンを接種された方が良いと思います。

宗村 純平

当クリニックでの感染症状況 (8月17日から8月22日)

手足口病:1名

その他は目立った感染症の流行はありませんでした。

最近「今年のインフルエンザワクチンはいつから接種できますか?」と言う質問を多くいただくようになりました。皆様のインフルエンザワクチンへの関心の高さがうかがえます。

昨年はインフルエンザワクチンの接種枠を設けて接種をさせていただきましたが、この方法ですと待合が密になってしまうことが予想されますので、今年は月曜日から土曜日の診察時間内に分散して接種をさせていただこうと考えております。

それではまだまだ暑い日が続いております。

皆様熱中症対策をしながら楽しくお過ごしくださいませ。

宗村 純平

8月11日(火曜)~15日(土曜)は診療しております

8月6日木曜日から8日土曜日まで夏期休暇で休診とさせていただきました。

受診を希望していただいた方々にはご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。

休暇中クリニックにかかってきた電話を私の携帯に転送しました。

突然私が電話口に出て驚かせてしまい、申し訳ありませんでした。

明日8月11日火曜から通常通り診療をさせていただきます。8月15日土曜の午後13時から16時の非感染症外来も行っております。こちらはまだまだ予約枠に余裕がございますので接種ができていないワクチンのある方、便秘、皮膚のトラブル、おねしょ等でお悩みの方は是非ご予約ください。

心臓の健診で受診を指示された方の精密検査も行っております。精密検査をご希望の方はクリニック診療時間にお電話(077-548-6655)でお問い合わせください。

滋賀県でも残念ながら新型コロナの感染が拡大しております。

当クリニックでは引き続き感染対策をしっかり行いながら診療を行って参りたいと思います。

そうむらこどもクリニック

宗村純平

心臓外来のご案内

新型コロナで延期されていました健診が園や学校で始まりましたね。

①健診で心雑音を指摘された方
②学校の心電図検診で精密検査を指示された方
③胸痛、動悸などの症状のある方

これらに当てはまる方に心エコー、心電図、レントゲン等を用いた精密検査を当クリニックでは行うことができます。
ご希望の方はご連絡下さい。
日時の調整をさせていただきます。

そうむらこどもクリニック

当クリニックでの感染症状況 (7月6日から7月11日)

溶連菌:3名

その他の目立った感染症はありませんでした。

感染症以外ではここ数日の低気圧が原因と思われる気管支喘息の方が増えている印象です。

咳、特に夜間の咳がひどくて眠れない方、呼吸の音がゼーゼー、ヒューヒューしている方は気管支喘息の可能性がございます。治療により症状の改善が見込めますので該当される方は是非ご相談ください。

そうむらこどもクリニック 

当クリニックでの感染症状況 (6月29日から7月4日)

アデノウィルス: 1名

先週に引き続き、今週も喉の風邪の方が多くいらっしゃいました。
また温度、湿度とも高くなってきており、マスクによる熱中症にも注意が必要です。

水分をこまめに補給して、お過ごしください。

そうむらこどもクリニック

鼻汁、鼻閉、目のかゆみ、くしゃみなどにお困りでありませんか?

大分蒸し暑くなってきましたね。

このように高温多湿になってくると繁殖してくるのが「ダニ」です。
ダニはアレルギー性鼻炎や気管支喘息の原因となるいやな生き物ですね。

皆様、お忙しいとは思いますが是非週に1回の布団、ベッドの掃除機かけをしましょう!!

youtubeで「環境再生保全機構 ダニ」で検索していただきますとダニの駆除の仕方の動画を見ることができます。
お時間のある方は是非一度ご覧ください。とてもわかりやすく説明がされています。
動画は30分ほどですべてを見ることができます。


もし一年を通して鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみがある方は残念ながらこのダニに対してアレルギーがある可能性があります。

通年性アレルギー性鼻炎とは
アレルギーの方はダニの糞や死骸を吸い込むことで鼻閉、鼻水、くしゃみ、目のかゆみが出てきます
約4人に1人が通年性アレルギー性鼻炎といえます。

実に日本人の4人に1人は通年性アレルギー性鼻炎であると言われています!!     ちなみに私もダニアレルギーです。

ダニアレルギーがあるかどうかは当院では血液検査で調べることができます。ダニアレルギーがあり、症状でお困りの方は5歳以上であれば「舌下免疫療法」といって1日1回お薬を使用する方法でアレルギーを根本的に改善させることが期待できます。

鼻水、はなづまり、くしゃみ、目のかゆみが1年を通して続く方は是非一度ご相談ください。

なおスギの花粉症に対しても5歳から舌下免疫療法を行うことができます。1月から5月頃に目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、はなづまりがひどくなる方はスギ花粉に対してアレルギーがある可能性があります。こちらも血液検査で調べることができますので症状でお困りの方は是非ご相談ください。大人の方も検査、治療が可能です。
なおスギ花粉に対しての舌下免疫療法はスギ花粉が飛散する(1月頃から5月頃)と開始ができませんのでご注意ください。

そうむらこどもクリニック