子宮頚癌ワクチン

宗村です。
今日は子宮頚癌ワクチンについてです。

現在このワクチンは日本では積極的な接種は勧められていません。その理由は接種後に痛み、しびれが出る可能性がある(そのように報道された)ためです。しかし、現在のところワクチンとこの症状の明らかな因果関係は証明されておりません。また世界を見渡すと現在80以上の国々で積極的に接種をされています。

このワクチンは子宮頚癌の原因となりうる「ヒトパピローマウィルス」の感染を防ぐためのものです。このヒトパピローマウィルスは主に性的接触によって感染すると考えられます。

性交渉を経験した女性の50-80%がこのヒトパピローマウィルスに感染すると言われています。なおこの子宮頚癌ワクチンはすでに感染してしまったヒトパピローマウィルスには効果がありません。そのため性的接触を持つ前に接種をする必要があります。

現在日本ではこのワクチンの積極的な接種は勧められていませんが、小学6年生から高校1年生の間は現在でも公費にて無料で接種することができます。このワクチンは合計3回接種が必要で3回接種するのに最低でも半年かかります。つまり遅くても高校1年生の夏頃から開始をしないと公費で3回接種することができなくなります。

日本産婦人科学会、日本小児科学会など多くの学会は子宮頚癌ワクチンの接種を勧めております。その理由はこのワクチンの危険性は高くないと判断し、さらには子宮頚癌にて命を落とす女性を減らすためです。

以下に厚生労働省の作成したパンフレットを載せておきます。

対象のお子さんがいらっしゃるご家庭の方は是非一度接種をご検討ください。

宗村純平

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