抗生剤の適正使用について

最近ニュースで良く取り上げられているのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、世界では抗生剤を必要以上に使用しすぎることで多剤耐性菌(多くの抗生剤が効かない菌)が増えています。

この耐性菌により 2050年には世界全体で年間1000万人が耐性菌による結核や肺炎などで死亡するという予測 もあるようです。

こちらはNHKの報道です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191109/amp/k10012171111000.html?__twitter_impression=true&fbclid=IwAR0eBzNgoRn0NvJy52BShtqfLJ8rMAz0TcY2xgz-MF5OXT6_VS4qKeZb14s

当クリニックでもよく説明をさせていただいておりますが、上気道炎、ウイルス性腸炎などのいわゆる「かぜ」には抗生剤は効果がありません。

また中耳炎、副鼻腔炎でも重症でなければ抗生剤を使用しなくても多くは自然に治ります。

当クリニックではむね、のど、耳などを診察させていただき、また必要に応じて血液検査、尿検査、その他の迅速検査を施行し、抗生剤の使用が必要である細菌感染症の疑いがなければ極力抗生剤の使用を控えていきます。

ただ皆様のお考えや不安もあると思いますので抗生剤の使用をご希望がある場合は遠慮なくおっしゃって下さい。このような状況を踏まえて一緒に治療方針を決めさせていただければと思います。

院長 宗村純平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です